ケンちゃん思い出すまま7

その様な状態が何年か続き奥さんが病気になり手術の日の朝に昨

日まで元気だったももが急死しました。皆で奥さんの身代わりに

なって死んだのだと話をし本当はいけないのですが鞄に隠して奥

さんの処へ連れて行きました。奥さんは号泣していました。話に

は聞いていましたが私達も体験する事になるとは思いもしません

でした。

(今日の俳句)

       ◎立春やそろそろ来るか花粉症

       ◎見上げれば昼の月あり実朝忌

— posted by 佐久間 at 02:04 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ケンちゃん思い出すまま6

この頃からケンちゃんは下の娘が大好きになり部屋の中に居ても、

娘の後をついてまわり居ないと探すという様な状態になり結婚し

て家を出るまで続きました。そうこうしてるうちに上の娘も結婚

し家は奥さんと私と二人となり扱いは大体公平になりましたが、

時々娘が遊び来たときの喜び様は半端ではなくぴたっとくっいて

本当に嬉しそうな様子をしていました。

(今日の俳句)

       ◎明け方に網投げ入れる白魚舟

       ◎青海苔に足をとられて水の中

— posted by 佐久間 at 10:18 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ケンちゃん思い出すまま5

ケンちゃんは一家の愛情を一身に受けて長い間天下が続きました

が、上の娘が犬猫病院の前に置いてあったとマルチーズの子供を

拾ってきました。これがまた可愛い犬で多分引越しか何かで飼え

なくなって置いていったんだろうと思い、一匹飼うも二匹飼うも

同じだろうと名前を「もも」とつけて飼う事にしました。その後

奥さんの愛情がももに移りももが死ぬまでもも一番ケンちゃん2

番の状態が続きました。

(今日の俳句)

       ◎初詣福を授かる笑い顔

       ◎寒月を酒の肴に宴進む

— posted by 佐久間 at 01:37 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ケンちゃん思い出すまま4

ケンちゃんは犬なのに犬が嫌いで犬同士遊ぶのも余りしたがらず、

何でも全て判っていてただ言葉が喋れないだけだと奥さんも娘達

も良く言っていました。私がたまに散歩に連れて行った時でも犬

が来るとなるべく距離をおき知らん振りしてすれ違い、寄ってこ

られると足を速めてさっさと通りすぎていました。

(今日の俳句)

       ◎めでたさや初日を前に後富士

       ◎山の端に寒月ありて闇照らす

— posted by 佐久間 at 02:40 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ケンちゃん思い出すまま3

ケンちゃんも段々大きくなり近所でも姿形の良い犬として評判に

なりだし、奥さんは鼻高々で散歩などで犬仲間達と楽しくやって

いる様でした。私が見ても他の同種の犬と比べても本当に格好の

良い利口な犬に育ちました。娘達も公園等へ連れて行き楽しそう

に遊んでいたのを思い出します。

(今日の俳句)

       ◎日溜りに早くも咲いて梅一枝

       ◎初富士や雄雄しき姿神代より

— posted by 佐久間 at 10:59 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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